だれに聞く？
あったか〜い。
猫と生活していく上で、
いろんな事に出会うと思います。
初めて猫を飼われる方は特にそうですよね。
ごはんの事やトイレの事。
健康の事や病気の事。
ふと考えたりしませんか？
『これで大丈夫かな？』
『こんな時はどうしたらいいんだろう？』
そんな疑問や迷いが出たときに、
みなさんはどうされますか？
ペットショップや獣医さんに行って聞いてみる。
友達に相談してみる。
ネットや本で探してみる。
いろいろな手段を使って検索しているうちに、
まったく反対の答えが返ってきたという
経験はありませんでしょうか？
例えば。
キャットフードしか食べさせちゃダメって言ったり、
生の肉を食べさせなきゃダメって言ったり。
ドライフードはふやかした方がいいって言ったり、
ふやかさない方がいいって言ったり。
ワクチンは打った方がいいって言ったり、
打たない方がいいって言ったり。
いろんな考え方が現実としてある事にぶつかると思います。
これは果たしてどれが正しいのでしょうか？
どれも正しいのかもしれません。
しかし、もしかしたらどれも正しくないのかもしれません。
この正反対の意見は飼い主さんとしては
混乱する事になってしまいます。
たくさんの情報が簡単に手に入る現在です。
いろんな意見があったとしても、
それに振り回されないようにしましょう。
そのためにはどうしたらいいか？
まずはたくさんある意見を一旦すべて受け入れてみてください。
『あーー、そんな意見もあるかもしれないね。』
『あーー、そんな考え方もあるかもしれないね。』
いろんな意見を受け入れて上で、
その中に自分に合ったものを冷静に判断できるようになれば、
必ずいい答えが見つかります。
自分と違った意見を否定するのではなく、
広い心をもって聞く耳を持ってみてください。
そして、自分なりの答えを見つけてみてください。
『誰かがこう言ったから。』
と言う人の意見ではなく、
『私はこう思う。』と言う自分の意見です。
自分で見つけ出した答えはいつでも正しいのです。
ご自分の猫の命を守るのは、
飼い主さん、あなたですから。
食欲の秋
ぬくぬくだね。
緑一色だった山が、
綺麗に色づく紅葉の秋になりました。
そして、
食べるものなんでも美味しく感じる秋でもあります。
食欲の秋ですね。
体型が気になっている時には、
ちょっと危険な秋でもあります。（笑）
動物たちもこれから来る寒い冬に備えて、
いろいろ貯えなければなりません。
寒さに適応するために、
毛の量を増やしたり、
脂肪を増やしたり。
その為に食欲が増して、
体重も増えてくると思います。
動物たちが貯える準備をしている時、
飼い主さんにお願いがあります。
貯える時に必要なのは、
体を作るための材料です。
そう『動物性たんぱく質』ですね。
いつもしつこいくらいに話しに出てくる
『動物性たんぱく質』です。（笑）
いい材料が体に入れば、
健康な強い体が作れます。
悪い材料が体に入れば、
弱い体になってしまいます。
ほんとうは食欲の秋だけに限らずですが、
健康な体を作るために、
良質な食事、良質な動物性たんぱく質を
用意してあげてください。
猫ちゃんたちは自分でごはんの用意をすることができません。
飼い主さんにかかっているのです。
猫ちゃんが健康な体を作る
お手伝いをしてあげてくださいね。
サザエさんちは『タマ』
カメラ目線！
サザエさん家の猫の名前は『タマ』
長靴を履いた猫の名前は『ペロ』
ストレスを感じると爪とぎするのは『猫村さん』
（【きょうの猫村さん】という漫画の主人公です。）
みなさんはどのようにして、
猫ちゃんの名前を決められましたでしょうか？
家に来た時の季節とか。
毛の色合いからとか。
体の模様から連想してとか。
いろいろありますね。
日本の猫は『タマ』という名前が昔から多いようです。
タマちゃん、とっても可愛い名前です。
この『タマちゃん』はどうしてつけられたのか、
名前の由来を調べてみると。
・球になって寝るから
・毛糸の玉が好きだから
・霊（たま）や塊（たま）からきている
などなど、まぁ、いろんな説があるようです。
どれが本当なのか分かりませんが、
猫が球になって寝る姿が可愛いのは確かです。
では、現在はどんな名前が多くつけられているのか、
ネットで名前ランキングを調べてみると。。。
2016年 第一位は『ココ』だそうです。
ココちゃん、可愛いですね。
多いかもしれませんね〜。
あっ、うちの猫と同じだ〜という声が聞こえてきそうです。
雄雌の名前で見てみると、
雄は『レオ』、メスは『モモ』
が人気の名前だそうです。
漢字だと雄は『空』で、メスは『姫』
だそうです。
みなさん可愛い名前を付けられますね。
呼びやすいというのも人気の名前になるかもしれません。
何しろ、しょっちゅう呼びますから。（笑）
私の猫は『ショーン』と『チャーリー』です。
あっ？！気づかれました？
そうなんです、好きな俳優さんの名前を付けました。
『ショーンコネリー』と『チャーリーチャップリン』
病気≪アレルギー≫
帽子がお似合いね。
「うちの猫アレルギーなんです。」
というお問合せをよくいただきます。
アレルギーと言っても何に対してのアレルギーなのか、
よく分からない場合がほとんどです。
体を痒がったり、皮膚が赤かったりして病院に行く。
特に原因が分からないので何かのアレルギーだろうという診断になる。
それで、「この子はアレルギーである」となるのだと思います。
アレルギーと言っても症状はいろいろです。
・体を痒がる
・皮膚が赤い
・毛が抜ける
・咳やくしゃみ
・下痢や嘔吐
などなど。
何かに反応しているために症状に出ているわけです。
何が原因か、何に反応しているのかわからず、
アレルギーだからとお薬を使う方が多いですね。
アレルギー＝ステロイド
その症状が止まると安心する、対処療法です。
でも、ちょっと待ってください。
アレルギーの子は体は正常なのです。
なぜなら、
ちゃんとしたアレルギーの反応を出しているからです。
体が正常だからこそ、症状に出るのです。
つまり、体の中に悪いものが入ってきた、大変だ！
このままでは良くないので、この悪いものを体の外に出そう！
この体の機能が『アレルギー症状』なのです。
これって正常だと思いませんか？
体の中に悪い物が入ってきても外に追い出せないとしたら。
体の中に悪い物が留まり続けるとしたら。
もっと大変なことなってしまいます。
その、体の中に悪いものが入ってきたという、
体からのお知らせが、
皮膚の炎症だったり、痛みだったり、
下痢だったりするわけです。
では、アレルギーの場合どうしたらいいでしょうか？
■１．まずは体の中に悪いものを入れないようにする事。
口から入るもので考えられるのは、
農薬や合成添加物、薬などです。
体の外側からは、シャンプーや殺虫剤、
猫砂などに使われている、
石油系の材料です。
これらのものを出来るだけ体に入れないよう、
食べ物や使うものに気をつけてあげましょう。
■２．次に大事なことは、体の中に入ってしまった悪いものを外に出す事。
今の世の中では、どんなに気を付けても悪い物が入ってしまいます。
その入ってしまったものを出すように工夫しましょう。
いわるゆデトックスです。
■３．そしてもう1つは、免疫力を強くしておく事。
多少悪い物が入ってきても負けないくらいの、
強い体を作っておく事が大切です。
免疫力を上げるには腸内環境の改善が重要です。
・必要な栄養素を摂る→ごはんやおやつは大丈夫？
・使うものに気を付ける
→石油系材料のシャンプーを使ってませんか？
→虫を殺せる殺虫剤を使ってませんか？
→固まる猫砂を使ってませんか？
アレルギー症状を改善するのに、
お薬で症状を抑える前に、
出来ることはたくさんありますね。
猫にシャンプーしますか？
お水が入ってニャイ！
猫ちゃんをお飼いの飼主さん、
猫ちゃんをご自宅でシャンプーされたりしますか？
猫ちゃんはシャンプーお好きですか？
シャンプーは嫌いな子が多いですよね。
猫ちゃんを洗うと時といえば、
お外から帰ってきたらドロドロだったとか。
ノミが体に付いちゃったからとか。
どーーしても洗わないといけない時もあるかもしれません。
がしかし、基本的には猫はお水が嫌いです。
したがってシャンプーされるのも嫌いなわけです。
どーーしても洗わなくてはいけない時は、
洗う側も決死の覚悟です。
終わったら腕が傷だらけになってたりします。
洗われる猫側も『助けてーー！』の必死の形相。
まぁ、言ってみれば戦いです。
子猫のうちからシャンプーに慣らしておく、
というのも1つの方法ですが、
基本的には猫にシャンプーは必要ないと考えています。
（ヴィジョンズには猫のページにシャンプーを載せていないのはそんな理由です。）
洗われる事がストレスになりますし、
猫は自分で舐めて体をキレイにします。
そんなに汚れる事は少ないのです。
もし、
どーしてもシャンプーするのであれば、
猫ちゃんが舐めても安全なも、
体に害にならない素材のシャンプーを、
しっかり選んであげてくださいね。
猫の散歩は必要？
初めての雪の上！
最近、
猫を散歩させている人をよく見かけます。
飼主さんが肩に乗せていたり、
公園を歩かせていたり。
ハーネスをして猫が外にいる姿は、
まだ見慣れないのでちょっとビックリします。
でも、
おとなしく飼主さんの肩に乗っていたり、
草のニオイをかいでいる姿は、
なんとも可愛らしいものです。
逃げる様子もなく、
怖がっている様子もないので、
猫ちゃんも慣れているのだと思います。
あなたの猫ちゃんは、
一緒にお散歩したりするタイプですか？
怖がって外には行かないタイプでしょうか？
外は危険なので出しません。
という方もいらっしゃいますね。
猫には、
外で生活するノラ猫ちゃん、
完全室内飼いの外に出ない子、
家と外を自由に行き来する3つのタイプがいます。
猫ちゃんの生活スタイルはいろいろあります。
では、完全室内猫ちゃんのお散歩は
必要ないでしょうか？
実は、
室内の子も外の環境に慣れておく事はよい事なのです。
猫ちゃんの社会化です。
その1つの理由は、
外の新鮮な空気に触れる事や、
日光にあたる事など、
自然の環境に触れさせてあげるは、
健康面で考えてもとても重要です。
私たちも、
ずーっと室内だけでの生活と考えたら、
ちょっと滅入ってしまいますよね。
もう1つは、
災害時や獣医さんに行かなければいけない時など、
どうしても外に連れ出さなければいけない時の、
ストレス軽減になるからです。
猫は環境の変化でとてもストレスを受けます。
しかし、
生きて行く上で何が起こるか分からないのも事実。
災害時や病院への移動にも、
出来るだけストレスにならないよう、
普段から慣れておいた方がいい面もあるのです。
ただ、
大人になってから急にハーネスつけてお散歩行こう〜、
と言ってもそれはなかなか難しいもの。
今まで外に出ていないので、
何があるか分からないお外は怖いものです。
怖くてパニックになって、
逃げてしまっては大変、大変。
出来れば子猫のうちから、
ゲージに入る事や、
ゲージに入ったまま外に行く事、
そして、ゲージから少し外に出てみる事など、
順番に練習してみるのも1つの方法かもしれません。
そして、性格もとても影響します。
おっとりしている子と神経質な子では、
お外での対応が全然違います。
猫ちゃんの性格を見ながら、
お散歩に行く事がストレスにならないような場合は、
お外でのお散歩練習をしてみるのもいいかもしれません。
フードジプシーはいい事だ。
アンモナイト？
「フードジプシー」という言葉をご存知でしょうか？
えっ？もしかしたら今まさに、
「フードジプシー」ですか？
猫ちゃんがキャットフードを食べないので、
次から次へと違うフードを買ってきて試してみる。
フードが決まらずに、
種類を変えてく事をこんな風に表現する事があります。
いいフードを探し求めてあちこち歩き廻る、
そんなイメージでしょうか。
面白い名前が付きましたよね。
猫ちゃんと生活していてい、
とても苦労するのは食事ではないでしょうか。
食にとても敏感な子が多く、
好き嫌いがはっきりしている猫ちゃんが
比較的多いですね。
気に入らないフードは絶対に食べないんです。
それが何日も続いたりします。
絶対にお腹がすいてるはずなのに食べない。
ガンとして食べない。
でも、他のフードを出すと
ペロッと食べたりもするんです。
ただし、ペロッと食べたからと言って、
安心はできません。
そのフードも続けていると、
ある日突然食べなくなるというのが
猫ちゃんにはよくある流れです。
私も何度も経験しています。
フードを開けた時は食べるのですが、
開封して時間が経ったものは食べない。
昨日まではよく食べていたのに、
今日は食べない。
でも、2〜3ヶ月あけてみると、
また食べるようになる。
試行錯誤の毎日。
いろんな対策を考えないといけなかったりします。
犬と違って、
お腹が空いたら食べる
というものでは無いのが困りもの。
気に入らないものはどんなにお腹が空いても食べない。
それが１週間続いたりすると、
もうこちらが負けてしまいます。
根負けです。
猫ちゃんには謎が多く、
食べない理由が分かりません。
そのフードに飽きてしまったのか。
フードの中に入っている何かが気に入らないのか。
フードを食べた時に気持ち悪くなったりと嫌な経験をしたのか。
はたまた具合が悪いのか。
理由はわかりませんが、
同じフードを続けずに
いろんなフードを試すという
「フードジプシー」になるわけです。
でもこの「フードジプシー」。
私はある意味賛成です。
なぜなら、
ペットフードは1つの種類に決める必要は
ないと思っているからです。
フードはローテーションするもの、
いろんな種類を食べさせるもの、
1つに決める必要なないもの、
と思っていただくと気も楽になりますね。
1種類に決めずに
いろんなフードを食べさせてあげてください。
使っている原材料が違うので、
体に入る栄養素も違います。
いろんな種類を食べることで、
たくさんの栄養素が体に入ります。
それによって栄養を補い合い、
体の中でバランスが取れてくるのです。
できれば安心なフードの中で、
ローテーションしてあげてくださいね。
ペットフードは臭い？
一緒に入る？
「さぁ〜〜ごはんだよ〜！」
と言ってキャットフードを袋から出して、
猫ちゃんの食器に入れます。
「カラカラカラ〜。」
そんな時、
こんな風に感じる事ってありませんか？
「ペットフードって独特なニオイがあるよな〜。」
「なんかクサイよな〜。」
「でも、ペットフードってこういうものなんだろうな〜。」
そう、
何というか結構強いニオイがありますよね。
「猫ってこういうニオイの食べ物が好きなんだろうな〜。」
えっ？？？
それって本当にペットフードのニオイなのでしょうか？
このニオイが自然だと思った方がいいのでしょうか？
実は、
こういうニオイだからしょうがないんだよね〜と、
諦めている方が多いのです。
いえいえそれ、間違いなんです。
≪ペットフード＝クサイもの≫
ではないのです。
実はこんな経験をした事があります。
自分の猫は毎日一緒にいるので、
体臭の事は全然気になっていませんでした。
ある日、
お友達の猫を預かる事になり、
我が家に来た時に、
その猫ちゃんのニオイの強さにビックリしたのです。
そう、臭かったのですが、
一緒に預かったキャットフードも、
臭かったのです。（笑）
いろんなフードのニオイを嗅いでみた事ってありますか？
嫌なニオイがしない、
臭くないフードってたくさんあります。
では、臭いものと臭くないもの、
一体何が違うのでしょうか？
それはもちろん、
使っている原材料にあるのです。
『嫌なニオイ』と感じるのは、
本能で体が拒否しているとも考えられますね。
そして、
クサイものを食べていると、
体臭も強くなります。
クサくないものを食べていると、
体臭は無くなります。
猫ちゃんの体臭、
気になりますか？
猫ちゃんが食べているフード、
臭くないですか？
臭くないフードを変えてみて、
猫ちゃんの体臭がすぐに消えた！
ほんとにビックリした〜！と、
驚いている方もたくさんいらっしゃいます。
食べるものを変えると、
体臭も変わるのです。
猫ちゃんと、
お家の中で一緒に過ごしていると思います。
体臭が強いとしたら、
それはどうしもて気になってしまいますね。
そして、
それは体臭だけではなく、
内臓にも影響してくるという事です。
つまりは、
病気にも関連していまうという事なのです。
食べているもので体は作られます。
ペットフードは臭いものだと思わないでください。
ペットフードは臭いものではないのです。
ペットフードは臭いものだと、
諦めないでください。
臭くないフードがあります。
体の事を考えて、
臭くないフードを選んであげてくださいね。
カタカナ文字は難しい
登るね〜〜！
ペットフードのお話しが続いておりますが。。。
いつもみなさんが買っている、ペットフード。
パッケージにどんな事が書かれているか、
よくよくご覧になった事はありますでしょうか？
ペットフードのパッケージには、
必ず「原材料」が記載されています。
そのフードが何で作られているのかが
分かる部分です。
この「原材料」の部分ってとても大切なのですが、
よくご覧になった事はありますか？
えっ？見たけど難しくて分からない？？
確かに原材料の部分を見ると、
ウンザリしますよね〜。
よくわからないカタカナの文字が多いですし、
聞いたことない名前のものがいっぱい並んでいます。
似たような名前がいくつも書かれていたり、
カタカナと漢字がつながった名前もいっぱいあります。
しかもズラズラとたくさん並んでいるのが多いです。
これではめんどくさくて、ウンザリ。
見る気にならないはずです。
よ〜〜く分かります。（笑）
そして、
よくわからないから、
こんな風に思ったりしませんか？
原材料のところに書いてあるのだから、
なんとなく「栄養素っぽい？」よね。
いっぱい書かれているから、
きっと「栄養素がいっぱい入ってるぽい？」よね。
そして、
きっとペットフードの専門家の人が考えているのだから、
体にいいに違いない！よね。
たぶん、
勝手にこのように判断して、
納得している人が多いのではないかと思います。
しかし、それは「ブッブ———！！！」です。
原材料の所に書かれている「カタカナ文字たち」は、
食材とは違います。
これらは、
人工的に抽出した栄養素を添加しているものなのです。
確かに、ドライフードは毎日、毎食
同じものを食べさせている人が多いので、
必要な栄養がちゃんと入っていないと心配ですね。
不足している栄養素を補うために、
不足している栄養を添加していると考えてください。
つまり、
食材として使っている原材料
（例えばお肉や穀物など）だけでは、
栄養が足りないので添加するのです。
本来は名前を聞いて、
「食べ物」と連想できるものだけでいいのです。
しかし、
その食べ物だけでは栄養が足りないので、
添加しなければならないのです。
しかも人工的なものなので、
自然のものとは違います。
作られているものです。
つまり、
ペットフードの原材料の部分に、
カタカナの文字が多いフードは
メインに使っている食材だけでは
栄養が足りないという事なのです。
それには、
品質の問題が出てくるでしょう。
使っている食材が良質なものであれば、
たくさんのカタカナ文字の栄養を足す必要はないのです。
例えば、
手作り食を考えてみてください。
お肉やお魚、野菜、ごはんなどを食べさせているとします。
そこにたくさんのよくわからない栄養素を、
いくつも足していますか？
足さないと栄養失調になったりしちゃいますか？
そんな事はありません。
足さなくても大丈夫です。
そんな風に考えて行くと、
カタカナ文字が多い事に、
不自然さを感じるのではないでしょうか？
もしよかったら、
これからペットフードを選ぶ時の
参考にされてみてください。
ペットフードを買いにお店に行きました。
同じ価格のフードが２種類あります。
どちらを購入しようか悩んでいるとします。
そんな時は必ず「原材料」の所を見てください。
そして、前回お話ししたように、
�� １番最初に何が書かれているかを見てください。
そして、今回お話ししたように、
�� カタカナ文字の少ない方を選んでください。
この2つはパッケージだけで判断できることですので、
まずはこの2つをしっかりチェックしてみてくださいね。
猫ちゃんは飼い主さんが選んだものを信じて食べていますよ。
あなたの選択の目が猫ちゃんの体に影響します。
良質なものを見る目を持ち、
しっかり選んであげましょう。
何を基準に選びますか？
お帰り！
街を歩いていたら、大きなペットショップが見えました。
ちょっと中へ入ってみようと思います。
中に入ると、
さすがに大きなペットショップです。
たくさんのフードが販売されています。
やはり気になるのはキャットフードですね。
では、キャットフードのコーナーへ行ってみましょう。
猫用のドライフード、缶詰、おやつ、サプリメントなど、
ほんとにたくさんの、
さまざまな商品が並んでいます。
このたくさんの中から、
今日はドライフードを買って帰ろうと思います。
さて、あなたはどうやって、
ドライフードを選びますか？
どのパッケージにも美味しそうなお肉やお魚、
野菜などの絵が書いてあります。
どれもドライフードに間違いありません。
商品を手に取ってみて、
あなたはまず、どこを見るでしょうか？
メーカー？価格？粒の大きさや形？
ここでちょっと質問です。
今まで猫ちゃんのごはんを選ぶ時は、
何を基準に選んでこられたでしょうか？
ペットショップの店員さんのおススメするフード？
獣医さんで売っているフード？
大手メーカーのＴＶコマーシャルしているフード？
それとも、パッケージがお気に入りとか、
猫がよく食べるからとか？
では、もう1つ質問です。
猫ちゃんは現在病気せずに、
元気にしていますか？
よく吐いたりしていませんか？
よく下痢をしたりしませんか？
皮膚トラブルがあったり、
アレルギーになったりしていませんか？
食べているもので体は作られています。
何か心配な症状があるとしたら特に、
食べ物を変えてみるのは
1つのよい方法ではないでしょうか？
その時に、今までのフード選びの基準を、
少し変えてみてはいかがでしょうか？
フード選びで１番大事な事は、
どんな材料でそのフードが作られているか、
という事を知ることなのです。
フードのパッケージには必ず書かれている、
１番大事な場所は『原材料』の部分です。
フードを購入する時は、
必ず『原材料』を見る習慣をつけてみてください。
原材料のところは、
多く入っているものの順番で記載されています。
１番最初に書かれているものが、
１番多く入っているものです。
猫は肉食動物です。
動物性たんぱく質がたくさん必要な生き物です。
ですから、
１番最初にお肉やお魚などの、
動物性たんぱく質が書かれているフードを選んで欲しいのです。
１番最初に書かれているものが、
小麦やトウモロコシだったとしたら、
必ずお肉やお魚などの動物性たんぱく質である食べ物を足してあげてください。
そうしないと栄養が不足してしまい、
病気になってしまいます。
1番多く入っているものが炭水化物であれば、
成分値のたんぱく質の数値が高くても、
栄養は不足します。
なぜなら、たんぱく質には植物性たんぱく質と、
動物性たんぱく質があり、
炭水化物の多いフードは、
植物性たんぱく質が高いという事になります。
植物性と動物性、
同じたんぱく質のように見えますが、
栄養が違いますので、
肉食動物の猫には植物性だけでは栄養が足りません。
猫が植物性たんぱく質ばかりを食べていたら、
栄養が足りずに病気になります。
そのくらい重要なのです。
猫はベジタリアンになれないのは、
動物性たんぱく質を食べないと、
生きていけないからなのです。
毎日、毎食、
同じものを食べている子が多いと思います。
しっかりと動物性たんぱく質が摂れるように、
フードの原材料の１番最初に書かれているものを、
確認する習慣をつけるようにしましょう。
あなたが選んでいるフードに何が入っているのか、
何がメインで出来ているのかをしっかりと把握することが重要です。
食べているもので体は作られています。
猫ちゃんのために、
しっかりチェックしてあげてくださいね。
今年の目標
こうすると暖かいね。
2016年、新しい年がスタートいたしました。
みなさんはどんな豊富や目標を胸に、
新年を迎えられたでしょうか？
私の目標は、あっ、その前に。。。
犬や猫の体に安心なペットフードの販売を始めてから、
すでに15年位になります。
日本のペット業界は急速な成長を遂げています。
１．良質なペットフードやおやつの増加
２．サプリメントを使う方の増加
３．トッピングや手作り食をする方の増加
食べ物に意識を向ける飼主さんがかなり増えてきました。
したがってペットの食事内容も随分良くなっているように思います。
それでもまだ、
ペットの病気が増えているのは現状です。
人間と同じように、ガンやアレルギーは減るどころか、
増加の一途です。
この仕事を始めたきっかけは、
実は、犬や猫が大好きだったからではなかったのです。
自分が責任を持って飼い始めたはずのペットを、
病気にさせてしまったのがきっかけでした。
なぜこんなに小さいのに薬を飲ませなければいけないのか？
なぜ病気にさせてしまったのか？
一体何がいけないのか？
と、当時あまり情報が無いなかで、いろいろと調べました。
そして、その病気の原因が食べ物だったと分かったのです。
その時に食べさせていたフードをすぐに違うものに変えました。
すると症状があっという間に改善されたのです。
食べ物を変えるだけでこんなに変わるのか？！
と驚きました。
そして、この大事なことを、
もっともっと大勢の飼主さんに知って欲しいと思いました。
飼主さんが気付いてくれれば動物たちの病気が減るはず。
１匹でも多くの犬や猫が病気にならず、
寿命をまっとうするまで、
元気に生きてほしい。
フードの大切さ、
食べ物の大切さを一人でも多くの飼主さんに知ってもらう。
そんな事を思いながら、
今までいろいろと試行錯誤を繰り返して続けてきました。
しかし、病気で苦しんでいる動物たちが居る現在。
私たちにはまだまだやらなくてはいけない事が、
たくさん残っています。
その１つとして、
今年はペットフードについてのお話しを、
ここでさせて頂こうと思います。
毎日使っているペットフードの事ですが、
あまりご存知ない方が多いのです。
・ペットフードってどうやって作られているの？
・原材料はどんな物を使っているの？
・いろいろ種類があるけど何が違うの？
そして、こんな疑問をお持ちではないでしょうか？
・毎日同じフードで大丈夫なのかな〜？
・お店の人に薦められて買ったけど、これでいいのかな〜？
・これだけで健康になれるのかな〜？
可愛い可愛い、
みなさんの大事なワンちゃんや猫ちゃんのごはんの事です。
もっともっと知って頂きたいと思っています。
出来ればペットフードのスペシャリストになって頂きたい！！
そんな願いを込めて、
2016年も引き続き１匹でも多くの飼主さんと、
動物たちが幸せに暮らせるよう、
精一杯頑張る事が目標です。
その為には飼主さんのご協力が必要です。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
※追伸
私が昔経験したように、
食べ物を変えるだけで治る病気もあります。
健康を維持するのも、
食べているものが左右します。
ペットフードはどれも同じではありません。
ワンちゃん、猫ちゃんの為に一緒に勉強していきましょうね。
